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「参加」の一歩、外に出るということ~階段やスロープの歩行と車椅子の活用~

富山県介護福祉士会 理事
水島 誠 氏

  • 1活動・心身機能と参加レベルの構造、外出の準備公開中

    活動・心身機能と参加レベルの構造、外出の準備

    強い精神を持った人でも、ずっと1つの建物に閉じ込められて生活をすると精神的な不調をきたす可能性が高いと言われており、外に出て外気に触れることは心理面へのケアにおいてとても重要です。行動範囲と外出場所が狭小化することは社会参加の制約となりますので、「参加」の第一歩として外出を通して周囲へ関心・注意を向けることで、能動性が向上する効果があります。外出するにあたり、事前に準備や説明をし、安全に対する不安を解消することで、患者さんが前向きに活動する気持ちになります。「目標」を設定することで意欲的に取り組み達成感につながります。

  • 2屋外での歩行介護公開中

    屋外での歩行介護

    屋外での歩行は道路が滑りやすくなっている場合も多いため、転倒のリスクも高まります。室内での歩行よりも注意が必要であると心に留め、介護方法や杖の選択、歩行車やシルバー・カーについても知っておきましょう。屋外での歩行介護は相手のペースに合わせることが大切です。時間や距離に気配りし、状況に応じて休憩や水分をとったり、普段以上に患者さんの様子を観察して健康状態や疲労度に配慮することが大切です。

  • 3屋外での車椅子移動介護公開中

    屋外での車椅子移動介護

    屋外の通路は平らな場所だけではなく、段差や傾斜があります。そのため、ハンドブレーキやストッパーなどの車椅子の性能を理解し、安全・安心な移動を心掛けなければなりません。車椅子での段差、患者さんの姿勢の保持、階段やスロープなど、状況に応じて無理せずに進んで行かなければなりません。外出は、患者さんが地域や施設で生き生きと生活していくための第一歩を踏み出す手助けになるかもしれません。「参加」へつながる第一歩に外出を位置づけてみましょう。