求められる医療 が地域連携を見据えた包括ケアなど多様化している中、病院機能評価では評価項目が第3世代Ver1.0に改訂されて、受審病院の役割・機能に応じた5種類の機能種別版評価項目が導入されました。評価項目は少なくなったものの、病院に求められる機能を厳選するとともに、患者の診療の経過に沿って診療・看護プロセスの適切性を評価する「症例トレース型ケアプロセス」が導入されるなど、ストラクチャーの評価から、プロセスの評価に一層重点がシフトされています。
この研修では新評価項目第 3世代Ver1.0の概要を解説するとともに、新評価項目適用後1年間の機能評価での事例を参考に、今後の医療・看護のあり方を考えます。また、信頼されるケアの提供と質改善の継続を目標に、病院機能評価受審をどのように病院の改善に活かして行くかを考察・検証していきます。

プログラム
講　演　Ⅰ
「病院機能評価3rdG V1の評価実績からみた病院の改善課題」
　　　　　　　　　日本大学医学部社会医学系医療管理学分野診療教授
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梅 里　良 正 氏
講　演　Ⅱ
「ケアプロセスを通して看護の質はどう評価できるか？
　　〜新評価体系3rdG Ver.1.0」
　　　　　　　　　上尾中央医科グループ協議会AMGキャリアサポートセンター長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　井 上　由紀子 氏

全体討論

会　　場 アクロス福岡（福岡県福岡市）