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Eナース

S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修

第1回 エビデンスに基づいた感染管理の知識とスキル

日本看護協会看護研修学校認定看護師教育課程 感染管理学科 専任教員
渋谷 智恵 氏

感染管理 STAGE1〜4

ライブ研修 4月6日(水)/ オンデマンド研修 4月11日(月)〜5月9日(月)

感染対策マニュアルに書かれている対策には、それぞれエビデンスがあります。「手指衛生で擦式アルコール製剤による手指消毒と、流水と石鹸による手洗いを使い分ける理由は?」「種類も素材もたくさんある個人防護具をどう使いこなせばいいの?」「環境消毒をするとき、アルコールを使用する場合と次亜塩素酸ナトリウムを使用する場合があるのは何故?」一つ一つの対策のエビデンスを理解することは、その必要性を理解し遵守することにつながります。この研修を明日からの実践に役立てていただければ幸いです。

発信会場:発信会場:葛西昌医会病院(東京都江戸川区)

第1回 エビデンスに基づいた感染管理の知識とスキル

質疑応答

  • 看護の現場ではまだまだ習慣や経験に基づいた実践が多く、講義のお話しにありましたエビデンスに基づいた感染対策を効果的に根付かせるために、必要な動機付けや働きかけについて何かアドバイスをお願いいたします。
    とても大事なことだと思います。動機付けというのは分かってはいても、なかなか忙しい現場の中では上手く出来なかったという事がありますので、それぞれの意識がとても重要だと思います。 ただ、本人の意識だけではうっかりしてしまう等でうまく守れない事もあるかと思います。 例えば新人の方に感染対策の基本的なお話をして、それが守られるためには現場に出た時に先輩達がそれをしっかりとやっているという事が重要だと思います。先輩の方々がきちんとしていないと、新人はやらなくても良いのか?という意識になってきますので、そういう意味で先輩には先輩としての役割を考えて頂き、先輩後輩関係なく声を掛け合うという職場環境も大事かと思います。 病室に入ろうとしている人、患者さんに触れようとしている人に、非難しているわけではなくお互い様というつもりで「ちゃんと手は消毒した?」と、確認のための声を掛け合う習慣も大事かと思います。 こういった講義を色々受けて学んでも、それが実践に結びつかない部分もあるかと思いますので、みなさんの声掛けが現場に根付く様に是非勧めて頂ければと思います。