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Eナース

S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修

第9回 イラッとしたときの処方箋~看護職のためのアンガーマネジメント

株式会社ナースハート 代表取締役/アンガーマネジメント トレーニングプロフェッショナル
井上 泰世 氏

マネジメント STAGE1〜4

ライブ研修 8月3日(水)/ オンデマンド研修 8月8日(月)〜9月5日(月)

感情労働といわれる看護職にとって、自らの感情をコントロールする術をもつことは、自分自身のみならず、周りにもプラスの影響をもたらしてくれます。 「アンガーマネジメント」は、「怒らない」ことを目指すのではなく、怒る必要のあることには上手に怒り、怒る必要のないことには怒らないようになること。つまり、「怒り」の感情と上手につきあうための心理トレーニングです。 イラッとしたときに、どう対処すればよいのか。自分の「怒り」の正体は何か?に気づき、怒りにくい心づくり・怒りにくい頭づくりのためのテクニックを学びます。

発信会場:発信会場:PL病院(大阪府富田林市)

第9回 イラッとしたときの処方箋~看護職のためのアンガーマネジメント

質疑応答

  • 講義の中の、怒りは第二次感情というところで、対処行動の中に「おすすめではない」ものに「買い物」があったのですが、以前ストレスマネジメントの講義を聞いたときに、情動的に物事に対処するというところで、買い物などがよいと聞いたことがありました。多分継続的になるものはおすすめではないということかとは思うのですが、よく買い物で気分転換することもあるので理由をお聞きしたいと思います。
    ほどほどに買い物することで解消できればいいのですけれど、だんだんエスカレートしていくような行動であれば、アンガーマネジメント的にという意味で少し問題があるかなと思います。 アンガーマネジメント的に体質改善していくことが、根本的な問題解決につながっていきますので、買って終わりというだけでは体質的にも変わりませんので、できればのんびり穏やかにリラックスできるような行動の方がよりおすすめではあります。 よくお皿を何枚も割って発散するとか、大声出すということも怒りの対処ということで挙げられたりはするのですけれども、アンガーマネジメント的にはそういったことでは特に根本的な問題解決にはつながりませんので、それよりもどちらかというと、リラックスメニューの方がおすすめですよ…ということになります。
  • 講義内容から少しずれているかも知れませんが、アンガーマネジメントを実践して欲しい人が看護職の周りにいっぱいいると思うのですが、先生のお話を聞いてもらったら、多分人生も変わるし仕事もしやすくなると思い、職場でこういった研修をしようと提案しても、1番来ていただきたい人は多分なかなか来ないと思うのです。そういう方にこのマネジメントの重要性を知ってもらって、一歩前に進んでもらうにはどうしたらいいかお聞きしたいと思います。
    よく受ける質問です。「全員参加必須の研修」という大前提を徹底して頂くというのが1つあると思います。が、それでもなかなか参加してもらえないということであれば、まずはご自分がアンガーマネジメントを実践してみて、すごく楽になったとか、すごく過ごしやすくなってきたとか、仕事も捗るようになってきたとか、ミスが減ってきたとか、アンガーマネジメントされることによって人生が変わるということがあると思いますが、その実体験を是非お伝え頂きたいと思います。 アンガーマネジメントをするとこんなに良くなったという話を聞くと、「私もやってみようかな」と思われる方が増えてきます。ですので、「こういう講座に行ってみて良かったので一緒に行ってみない」とか、「行ってみたらいいよ」とお伝えいただくと興味持ちやすいかなと思います。 そうして「講座に送り込まれて来ました」という方も実際にいらっしゃいますが、すごく良かったというお声をいただいておりますので、是非まずはご自分が実践されて、その良さを伝えていただければと思います。