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Eナース

S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修

第14回 ベッドサイドで行う効果の高いリハビリプラクティス

荏原病院 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
赤根 愛子 氏

リハビリテーション STAGE2〜4

ライブ研修 10月19日(水)/ オンデマンド研修 10月24日(月)〜11月21日(月)

リハビリテーションの語源は「Re=再び」「habilitate=適すること」という言葉が接合したものと言われています。「再びその人らしく生きる」ことを支援するには、患者の疾患や障害の時期に合わせてかかわることが重要となります。少子高齢化社会を迎え、看護活動のなかでリハビリテーション看護のニーズが高まることが考えられます。Eナース研修では、ベッドサイドでのリハビリテーションにフォーカスし、身体の動かし方や動作の基本を実践しながら、症例を通して急性期病院での取り組みをお伝えします。

発信会場:発信会場:藤沢湘南台病院(神奈川県藤沢市)

第14回 ベッドサイドで行う効果の高いリハビリプラクティス

質疑応答

  • 講義中の「心を動かす自己効力感と主体性」という部分について質問です。当病棟でも意欲や目標を持ってリハビリに取り組んでいらっしゃる患者さんが多数おりますが、身体的な部分でその目標に届かない、非常に難しいという心身のギャップに苦しんでいる患者様が多数おられます。ナースとして、どのようにリハビリテーションへのアプローチをしていくべきかご指導頂ければと思います。
    私は急性期にいますが、生活期にいる患者さんのリハビリテーションというのは、ずっと上り調子ではないと思います。なかなか患者さんによって難しいところではあると思いますが、目標が高かったりもすると思いますので、今患者さんができることを一緒に喜んだり、目標すこしを下げて達成できるところにもっていってあげることや、言語的フィードバックが有効なのではないかと思います。
    また、同じ患者さん同士のピアサポートというのもとても有効だと言われております。患者さん同士の話をする会を設けたりしながら、患者さん自身が今できているということを認識できるように、看護として関われたらとても素敵なのではないかと思います。
  • 車椅子でトイレに移動した際、トイレの高さが車椅子より低い場合に、トイレへの移動のポジショニングやコツは何かあるでしょうか。
    中腰の姿勢がどのくらいとれるかによると思います。低いところから高いところへの立ち上がりは結構難しかったりしますが、その時は患者さんが前傾姿勢をとるのがなかなか難しいと思いますので、足を少し引いてあげると立ち上がりやすくなります。
    また、座る時に中腰が難しいのであれば、支えたまま移動してあげるという方法をとると患者さんの力も活かしながら移動できるのではないかと思います。