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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修

第10回 アセスメント力を高める胸腹部画像判読の理解

自治医科大学附属さいたま医療センター 放射線診断専門医
大河内 知久 氏

画像診断 STAGE1〜4

ライブ研修 8月16日(水)/ オンデマンド研修 8月21日(月)〜9月18日(月)

ヴィルヘルム・コンラート・レントゲンが1895年にX線を発見して以来、レントゲン、透視、CTなど医療ではX線を使用した様々な機器が開発され、医療の発展に寄与しています。また診断および治療にと、日々の診療に欠かせないツールとなっています。しかしながら看護の領域において、これらの画像情報が有効利用されているでしょうか?何となく近寄りがたい画像診断ですが、今回は胸腹部のレントゲン、CT画像の簡単に読めるコツと重要ポイントを解説し、明日からの看護アセスメントの幅が広がり即戦力となるような画像判読の方法を伝授します。

発信会場:美原記念病院(群馬県伊勢崎市)

第10回 アセスメント力を高める胸腹部画像判読の理解

質疑応答

  • 講義の中の画像判読の4番、大動脈の切迫破裂の画像についてですが、解離腔といいますか偽腔とは違うものでしょうか。
    非常に難しい質問です。解離からの動脈瘤もあり得ますので、当然、大動脈解離から大動脈破裂が起こる場合があります。しかし大動脈瘤破裂は解離とは少し異なりまして、内腔の壁のところに血液が溜まり、だんだん大きくなって、更にどんどん大きくなっている状態となります。大動脈壁に亀裂があって、これが縦方向に伸びればいわゆる大動脈解離という状態になると思うのですが、横の方向に伸びていつ破裂するか分からない状態が切迫破裂と理解して頂ければと思います。