クリニカルラダー別研修

群馬県

公益財団法人 脳血管研究所
美原記念病院

https://mihara-ibbv.jp/hp/
美原記念病院

看護部長

髙橋 陽子

Q:導入のきっかけを教えてください

日本看護協会では看護師が看護実践を行うために必要な能力を看護実践能力とし、「専門的・倫理的・法的な実践能力」「臨床実践能力」「リーダーシップとマネジメント能力」「専門性の開発能力」の4つの能力で構成することを示していますので、その4つの能力に必要な研修が組み込まれていること、クリニカルラダーを前提とした研修内容であること、集合研修(全体または部署別)と個人研修が選定できること等、これらのことが看護部教育委員会のニーズに一致していたことが導入にきっかけです。

Q:どういう風に利用していますか?

教育委員会が集合研修と個人学習の講義を選定し、1年間の計画を立てます。進捗状況においては教育委員が管理画面から受講状況を確認、個人においては年2回の師長面談時にポートフォリオで確認し、人事考課につなげる体制を整備しています。
また、日々の看護実践のなかで強化してほしい内容が出てきた場合、その都度タイムリーに再学習を勧めています。

Q:どういう効果が出ていますか?

同レベルの看護師は全員同じ研修を受講するため、知識やスキルにおいて標準化されてきているなといった印象があります。今年度の課題として、看護実践および看護管理の視点から本研修を導入したことによる効果を可視化していくことです。

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