看護副部長
木村 理香
特定行為アカデミー校長
古川 啓三
訪問看護ステーションやすらぎ
吉田 幸子
Q:指定研修機関としての特徴を教えてください。
医療法人社団石鎚会は、「私たちは この地域に暮らす方々の幸せのために ともに働く仲間の幸せのために 時代とともに進化を続け 社会に貢献します」という理念のもと、急性期病院、回復期リハビリテーション病院、老人保健施設、訪問看護ステーションなど様々な施設を併設しております。京都田辺中央病院は、2020年から特定行為研修指定機関として認定を受け、S-QUE研修会のeラーニングを活用し、「感染に係る薬剤投与関連」「血糖コントロール」、「栄養及び水分」の3区分4行為から開講、現在は「在宅・慢性期領域、術中麻酔領域、集中治療領域、救急領域、末梢留置型中心静脈カテーテル管理を追加しました。在宅を含む医療現場において、特定行為を行う看護師として、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識・技術・態度を身につけ、チーム医療キーパーソンとしての役割を果たせるよう、外来・病棟、手術室をはじめ、施設や訪問看護ステーションに特定行為研修を修了した13名の看護師を配置しています。研修で得たアセスメント能力や臨床推論力を活かし大いに活躍しています。また特定行為指導者講習にも積極的に受講し、特定行為の講義や研修生の育成も頑張ってくれています。
Q:訪問看護ステーションでは修了者としてどのように特定行為を実施しているか。
訪問看護での特定行為は当初、グループ病院からの依頼がほとんどでしたが、最近では、地域における在宅医の先生にも周知され、脱水の補正の手順書を出して頂いています。訪問看護過程における臨床推論の明確化により、訪問看護の質の向上、訪問看護での処置内容の向上に繋がっています。
区分別科目
- 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
- 感染に係る薬剤投与関連
- 血糖コントロールに係る薬剤投与関連
- 栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連
パッケージ
- 集中治療領域
- 術中麻酔管理領域
- 在宅・慢性期領域
- 救急領域