看護師特定行為研修

特定行為研修とは、看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、 思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能の向上を図るための研修であって、特定行 為区分ごとに特定行為研修の基準に適合するものと定義されています。(厚生労働省から抜粋)

特定行為の実践によって何が変わるの?

特定行為研修修了者になるとタイムリーな看護ケアが可能になります。
「呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連」の例

特定行為研修修了者になる魅力って?

特定行為研修修了者がチームにいると看護や現場が変化します。

※特定行為研修修了者は医行為の一部を「特定行為」として、修了した「区分別科目」(領域別パッケージ)に  含まれる行為を手順書にしたがって医師の判断を待たずに行えます。

特定行為研修修了者になるためには?

特定行為研修は「指定研修機関」で行います。 共通科目の各科目及び区分別科目は、講義、演習、又は実習により行い、履修の成果は、筆記試験とその他適切な方法により評価します。

指定研修機関とは?

指定研修機関とは特定行為研修を行うことを厚生労働省に認定された機関のこと。
指定研修機関は、協力施設と連携協力し、講義、演習又は実習を行うことが可能。
講義・演習は、印刷教材等による授業、メディアを利用した授業など、大学通信教育設置基準(第3条第1項及び2項)に定める方法で実施することが可能。
実習は、受講生の所属施設等(病院・診療所・介護老人保健施設・訪問看護ステーション)での実施も可能。

全日病 SQUE eラーニングって?

ヴェクソンインターナショナル株式会社(S-QUE研究会)は、公益社団法人全日本病院協会(全日病)と共同開発により、2016年4月から看護師特定行為研修eラーニングの提供を開始しております。

公益社団法人全日本病院協会は、厚生労働省より看護師の特定行為に係る 指導者育成事業の実施団体としての選定を受けています。

公益社団法人全日本病院協会とは

公益社団法人全日本病院協会は約2,500病院が加入している医療関連団体であり、全国の病院の一致協力によって病院の向上発展とその使命遂行に必要な調査研究等の事業を行い、公衆衛生の向上、地域社会の健全な発展に寄与することを目的としている組織です。

厚生労働省事業『看護師の特定行為研修における実習指導(共通科目)の手引き』にeラーニングとしては唯一、全日病 SQUE eラーニングの実習コンテンツが掲載されています!

指定研修機関の声

岡山県

倉敷中央病院

急性・重症患者看護専門看護師/
特定行為研修修了看護師

北別府 孝輔さん

鹿児島県

鹿児島大学病院

NP/ 特定看護師

福元 幸志さん

東京都

花と森の東京病院

看護部長

市橋 富子さん

静岡県

有隣厚生会富士病院

特定行為研修修了看護師

林 尚三さん

研修の流れ

研修内容

演習/OSCE・実習を映像化して指導者の負担を軽減!

区分別科目の実習映像の追加

OSCE のある区分別科目については模範映像を用意しておりますが、その他の区分別科目についても実習映像を追加いたします。

演習・実習の手引きの改定

演習・実習等の進め方を記載した手引きの改定を 2024 年度に行います。評価表の内容について変更はございませんが、ワークシートの形式を一新し、スライド形式に加えて文章による解説も追加いたします。

共通科目サンプル動画

【講義】臨床推論(症候学を含 む)の理論と演習(筑波⼤学 医学医療系 地域医療教育学 教授 附属病院総合診療科  前野 哲博氏)

【講義】医療安全学 医療倫理・⽣命倫理の原則 (東京⼤学⼤学院⼈⽂社会系研究科死⽣学・応⽤倫理センター上廣講座 特任教授  会⽥ 薫⼦氏)

【演習】フィジカルアセスメント 基礎 身体診察基本手技の演習 (薬師寺慈恵病院/岡山大学病院 薬師寺 泰匡 氏)

区分別科目サンプル動画

【講義】 術後疼痛管理関連  硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整(済⽣会横浜市東部病院周術期⽀援センター⻑/⽇本⿇酔科学会指導医  ⾕⼝ 英喜氏)

【OSCE】術中麻酔パッケージ 動脈⾎液ガス分析関連 (A)直接動脈穿刺法による採⾎( 群⾺⼤学医学部附属病院⿇酔科教授・集中治療部部⻑ 齋藤 繁氏)

【OSCE】ろう孔管理関連 (A)胃ろうカ テーテル若しくは 腸ろうカテーテル ⼜は胃ろうボタン の交換(岡⼭済⽣会総合病院 内科・がん化学療法センター  ⽝飼 道雄氏)

受講管理

管理者画面の『受講状況をみる』から「ワンクリック」で個人の受講状況を 一目で確認できます。講義の受講状況(未受講、受講中、受講済講義の状況)、 講義の視聴時間、講義確認テストの点数、科目修了試験の結果が表示され、CSV データで一括出力可能です。

お申し込みはこちらから

受講手続きや受講料金の支払い方法などの詳細は、申込み後1週間以内にご案内いたします。

全日病SQUE eラーニングは本研修以外も充実!

すでに配信中のフォローアップ研修。 これからも新規コンテンツが追加されます。

令和5年度より特定行為研修の組織定番化支援事業がはじまります

指定研修機関である医療機関等において看護師の継続教育の一環として特定行為研修を位置づけるなど、組織的かつ継続的に特定行為研修の受講と修了生の活動を推進する取組みを行う医療機関等を財政的・技術的に支援する組織定着化支援事業が始まります。全日病S-QUEでは、フォローアップ研修として組織定着化に役立つ4つのコンテンツを追加します。

組織内での特定行為修了者の活躍支援の情報が満載(15〜40分いつでも受講可能)

指定研修機関である医療機関において、看護師の継続教育の一環として特定行為研修を位置づけるなど、特定行為研修を推進する取り組みを行う医療機関を支援する組織定着化支援事業が令和5年度より始まりました。
当社は、研修修了者はもちろん、指導者やメンターの自施設での研修運営にお役立ていただけるように、特定行為の実践において臨床推論力、病態判断力を駆使して知見を深めていく定着化支援ライブ「推論Q」を開催します。

共通科目250時間 picture_as_pdf 共通科目シラバス

全日病 SQUE eラーニングでは演習・実習も映像化しています。
演習・実習の進め方、症例提示、解説等はeラーニングでご利用いただき、指導者の負担を可能な限り軽減しています。
医師の医学的思考過程の習得を目的としたeラーニングをぜひご利用ください。

タイトル 時間
臨床病態生理学 30時間
臨床推論 45時間
フィジカルアセスメント 45時間
タイトル 時間
臨床薬理学 45時間
疾病・臨床病態概論 40時間
医療安全学/特定行為実践 45時間

区分別科目

タイトル 時間
呼吸器(気道確保に係るもの)関連 9時間 picture_as_pdf シラバス
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 29時間 picture_as_pdf シラバス
呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 8時間 picture_as_pdf シラバス
循環器関連 20時間 picture_as_pdf シラバス
心嚢ドレーン管理関連 8時間 picture_as_pdf シラバス
胸腔ドレーン管理関連 13時間 picture_as_pdf シラバス
腹腔ドレーン管理関連 8時間 picture_as_pdf シラバス
ろう孔管理関連 22時間 picture_as_pdf シラバス
栄養に係るカテーテル管理(中心静脈 カテーテル管理)関連 7時間 picture_as_pdf シラバス
栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型 中心静脈注射用カテーテル管理)関連 8時間 picture_as_pdf シラバス
タイトル 時間
創傷管理関連 34時間 picture_as_pdf シラバス
創部ドレーン管理関連 5時間 picture_as_pdf シラバス
動脈血液ガス分析関連 13時間 picture_as_pdf シラバス
透析管理関連 11時間 picture_as_pdf シラバス
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 16時間 picture_as_pdf シラバス
感染に係る薬剤投与関連 29時間 picture_as_pdf シラバス
血糖コントロールに係る薬剤投与関連 16時間 picture_as_pdf シラバス
術後疼痛管理関連 8時間 picture_as_pdf シラバス
循環動態に係る薬剤投与関連 28時間 picture_as_pdf シラバス
精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 32時間 picture_as_pdf シラバス
皮膚損傷に係る薬剤投与関連 17時間 picture_as_pdf シラバス

領域別パッケージ

タイトル 時間
在宅・慢性期領域 61時間 picture_as_pdf シラバス
外科術後病棟管理領域 119時間 picture_as_pdf シラバス
術中麻酔管理領域 70時間 picture_as_pdf シラバス
タイトル 時間
救急領域 82時間 picture_as_pdf シラバス
外科系基本領域 95時間 picture_as_pdf シラバス
集中治療領域 76時間 picture_as_pdf シラバス

受講料金

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受講手続きや受講料金の支払い方法などの詳細は、申込み後1週間以内にご案内いたします。

水戸済生会総合病院

水戸済生会総合病院

指定研修機関である水戸済生会総合病院に指定研修機関申請サポートについて協力をお願いしており、実際の指定研修機関の授業の見学、申請書作成のコツや、地方厚生局に提出した実際の書類の提供等、ベテラン指導者との情報交換の場を設定させていただきます。

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看護の専門家混合チームが
eラーニングを充実サポート

担当制ではなく、チーム全員で対応
きめ細かいサポートで、安心してお使いいただけます。

  • 専門家の視点からお伝えする看護部、院内全体での活用方法
  • ID登録を迅速に行うコールセンター
  • eラーニングの説明は訪問、オンラインで柔軟に対応 など
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