指定研修機関紹介CASE STUDY

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群馬県

公益財団法人脳血管研究所 美原記念病院

https://mihara-ibbv.jp/hp/section/care/

看護部長

髙橋 陽子

髙橋 陽子

当院の看護師特定行為指定研修は、2016年厚生労働省から群馬県内初の指定研修機関として指定を受け、S-QUE 研究会のeラーニングを活用し呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連の特定行為1区分1特定行為から開講、現在は、2020年より在宅・慢性期領域パッケージに変更となった特定行為4区分4特定行為の研修を開講しています。当院は、脳卒中を主とした、神経疾患の専門病院であり、脳神経疾患の急性期から在宅まで一貫した医療ケアの提供を使命とし、併設の介護老人保健施設、訪問看護ステーションとの連携を密にし、質の高い医療ケアの提供を目指しています。近年においては、病気を治すことに主眼を置く「治す医療」から、病を抱えながら生活する患者とそのご家族を対象とし、生活を主眼におきながら支援していく「治し支える医療」への進展等により、これまで以上に専門性の高い看護師への期待は大きくなっています。そこで、当法人では、医療依存度が高く、複数の疾病 を有する患者さんに対しても様々な知識を統合して質の高い看護を提供できるよう、外来、病棟はじめ、施設や訪問看護ステーションに特定行為修了看護師をそれぞれ配置し、講義や演習、実習で得た知識や技術を活かした臨床推論力と病態判断力に基づき初期対応と重症化の回避、早期回復支援を行っています。また、特定行為研修のアドバイザーとして演習や実習に関わり、後輩の育成にも指導力を発揮しています。

2022年度の診療報酬改定では、特定行為研修修了看護師の評価が拡大されましたが、その活躍の成果を可視化していくことが看護管理者としての今後の課題だと思っています。

区分別科目

  1. 呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連
  2. ろう孔管理関連
  3. 創傷管理関連
  4. 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連

パッケージ

  1. 在宅慢性期領域