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Eナース

S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修

第4回 最新呼吸療法のエッセンスシリーズ〜人工呼吸器離脱のプロトコルを利用した呼吸ケア戦略

公立陶生病院 集中ケア認定看護師
濱本 実也 氏

呼吸管理(シリーズ) STAGE2〜4

オンデマンド研修 5月28日(月)〜6月25日(月)

人工呼吸器は患者の呼吸を維持するために必要ですが、患者にとっては「侵襲」であり、できるだけ早く離脱することが望ましいといえます。そのため人工呼吸管理に携わる医療者は「人工呼吸器離脱が可能か否か」共通の評価指標をもって、日々評価することが重要です。
本邦では、人工呼吸療法を主導する3つの学会が、実践的な人工呼吸器離脱プロトコルを作成しています。このプロトコルからは、人工呼吸器離脱に向けた介入と評価だけでなく、通常の人工呼吸管理を行う上でも重要な視点を学ぶことができます。
今回は、人工呼吸器離脱プロトコルを中心に看護師に必要な評価の視点(アセスメント)と介入(ケア)についてまとめます。

発信会場:藤沢湘南台病院(神奈川県藤沢市)

第4回 最新呼吸療法のエッセンスシリーズ〜人工呼吸器離脱のプロトコルを利用した呼吸ケア戦略

質疑応答

  • SBTやSATに関しまして、例えばICUや一般の病院でも重症の部屋で働いている方は慣れているかと思いますが、一般病床で観察室ぐらいしかなく、その中で年に数件しか経験できない場合に、どうやって私たちのモチベーションや技術の維持をしていけばよいのか教えていただければと思います。
    おそらく日本中で課題になっている大事な質問だと思います。これはあの手この手で行っていくしかないと思っています。まず、基本的な知識の獲得や講義の中で紹介したようなシミュレーション研修に参加するなど学ぶ機会を持つこと、さらに臨床でシミュレートすることが重要です。そして最も重要なことは、1つの経験を大事にすることだと思います。医師がどのような手順で離脱をしていくのか、看護師として何を行うのか、短い期間や経験の中で、どれほどチームでディスカッションできるかで、その次の症例にどう対応するのかが決まってくると思います。経験が少ないからこそ、経験できた症例で十分にディスカッションを行い、課題を見出す、あるいは成功体験を重ねることが重要だと思い ます。