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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修
第24回 事例で知る退院支援のコツ
武蔵野赤十字病院医療連携副センター長
齋藤 恭子 氏
退院支援 STAGE2〜4
ライブ研修 3月28日(水)/ オンデマンド研修 4月2日(月)〜4月30日(月)
平成28年度診療報酬改定では、退院支援・退院調整のしくみが病院に定着することによって、在院日数の短縮、および地域包括ケアの推進を目的に、施設基準や算定要件が厳格化された退院支援加算が新設されました。武蔵野赤十字病院でも、平成28年7月から退院支援加算1の算定を開始しました。その結果入院早期から退院支援にかかわることにより在宅調整については、前年度の2倍以上の件数となりました。
退院支援・退院調整行う上で、病棟看護師と退院支援部門の連携が不可欠です。 そこで、両者がうまく連携するためのコツを事例を通してお伝えします。
発信会場:南町田病院(東京都町田市)
質疑応答
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- 入院時から退院を見据えた関わり方が大切になってくると思いますが、主治医の方向性がなかなか定まらず、それが原因で退院が長引きそうになるようなケースでは、病棟看護師として医師にどのようなアプローチをしていくと効果的でしょうか。
- 私も全病棟回っていますが、やはり診療科によって全然違うというのを感じます。先ほどの講義の中での脳卒中の例などですと、療養型とか快復期とか定めるのが意外と早いですが、内科系となると病状の進行もまちまちで、例えばいつまでケモをやるのかなど、疑問を抱きながら関わっています。それを医師に対して言ってもなかなか難しいです。
先ほどの講義の中の退院前の他職種カンファレンスではありませんが、退院困難事例で結構大変そうな場合は、部長も呼び、ケースカンファレンス的にできるだけオンテーブルして、そこで方針などを決めるようにしています。医師と1対1ですとなかなか難しいですので、その患者様のカンファレンスを持った方がいいかと思います。
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