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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修
第4回 古くて新しい酸素療法の基礎知識、その酸素流して大丈夫?
水戸済生会総合病院 総合内科所属診療看護師/出直し看護塾主宰
青柳 智和 氏
STAGE2〜4
オンデマンド研修 5月20日(月)〜6月17日(月)
この講義では酸素投与方法の種類とその基礎である「低流量」と「高流量」についてまず再確認し、酸素化の増悪に対しての対処方法として、NPPVと挿管しての人工呼吸器、あるいはネーザルハイフロー®の適応について解説します。
続いて、実践編として、確認すべきポイントの理解と低酸素血症の原因の理解、酸素化の評価について復習し、最後に、タイムリーにセーフティーに酸素療法(酸素化改善療法)を行うために、看護師特定行為の具体的な活用法を紹介します。
酸素を使わない病棟は恐らく存在しない。全看護師が知っておくべき酸素療法の基礎の確認と近年のディバイス、そしてこれから看護師に求められる具体的な知識、技術についてお話いたします。
発信会場:美原記念病院(群馬県伊勢崎市)
質疑応答
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- 講義の中で、1型呼吸不全の場合はネーザルハイフローを使用するとありましたが、1型の中でもマスクも対応可能か思います。どういった方がネーザルハイフローに適しているのでしょうか?
- マスクで酸素化の改善が期待できる患者様はマスクで良いと思います。
ネーザルハイフローの弱点は、流量が多いのでシューシュー音がうるさいということと、大量に酸素を使うことで医療経済的にはよくない点です。ですから、酸素マスクでいける患者様はそれで良いと考えます。
酸素マスクでは今ひとつ適さず、リザーバーマスクを使ってみたものの酸素化がよくないという患者様を、無理にそのままにすることは絶対によくありません。気管挿管をするとなってしまうと、最初の段階としては少しやり過ぎですので、そう考えますと、ネーザルハイフローという選択肢を検討するのが良いと思います。
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