年間スケジュールSCHEDULE

ホーム » 年間スケジュール » S-QUE院内研修1000&看護師特定行為研修 » 第13回 部位別ドレーン管理の実際

Eナース

S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修

第13回 部位別ドレーン管理の実際

国際医療福祉大学 成田病院準備事務局/集中ケア認定看護師
露木 菜緒 氏

STAGE1〜2

オンデマンド研修 10月7日(月)〜11月4日(月)

どの部署にいても、ドレーンに携わることがあると思います。近年、ドレーンlessが推奨されながら、まだまだドレーンが必要な場面もあります。しかし、ドレーンの管理が苦手な方も多いことでしょう。
今回は、ドレーンを管理する上で、何を看る必要があるのか。腹腔ドレーンと胸腔ドレーンを取り上げてドレーン管理の実際のベーシックな部分について解説します。

発信会場:公立昭和病院(東京都小平市)

第13回 部位別ドレーン管理の実際

質疑応答

  • ENBDチューブを胆石で留置している患者さんがいらっしゃって、胆石か何かが詰まったのかドレナージがあまり効かなくなってしまい、1時間に20から30mLくらい出てきたものが全く出なくなってしまったことがありました。日直の時は消化器内科の先生が生理食塩水で洗浄して詰まりを改善してくれていますが、夜間帯に詰まってしまった時も当直の先生を呼んで緊急に対応してもらった方がいいのかどうか教えてください。
    当直になる前に主治医の先生とご相談されておくのが一番よいかと思います。詰まった際に当直の先生に報告し、当直の先生が洗浄してくれるのか、それとも、それほど出てこなくてもそのまま様子をみておいて次の日に抜去するか考えるようにするのか、患者さんの状況によっても異なるかと思いますので、当直に入る前に主治医の先生と対応を確認されておくのがよいと思います
  • 講義中の、術後回復能力強化プログラムERAS(enhanced recovery after surgery)の話で、手術直前まで食事をとることができることがとても驚きだったのですが、具体的にどういった手術の場合ですと、直前まで食事をとることができるのでしょうか?
    消化器外科以外ですと基本的には2、3時間ぐらい前までは食事をとっていただいています。当然、手術をする医師の判断にもよるかと思いますが、海外では2、3時間前までは普通に水だけでなく食事もとっていいこととなっています。影響はほとんどなく、むしろ逆に免疫力がよくなるなどよい影響が出てきております。