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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修
第21回 症状別フィジカルアセスメントを極めるシリーズ〜高次脳機能障害
中村記念南病院 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
久松 正樹 氏
STAGE1〜2
オンデマンド研修 2月8日(月)〜3月8日(月)
高次脳機能障害患者さんに対する看護って何があるのか?私たちはいつも明快な答えを求めてしまいます。例えば臨床でよく経験する「左」半側空間無視の症状がある患者さん。急性期では空間を認識している右側から話しかけ、徐々に無視側である左へ注意を向けるように環境を調整していくのが一般的です。実際の臨床でも同じように行われていることが多いかもしれません。しかし、その方法は左半側空間無視の患者さんすべてに有効でしょうか?そもそも右や左って自分と患者さんの中でまったく同じ感覚でいいのでしょうか?
麻痺の程度も様々であるように、高次脳機能障害の症状も様々です。ここでは高次脳機能障害患者さん個々のケアを考えるために、まずは脳の機能を紐解き、患者さんにはどのような世界が広がっているのか?を理解することを目的に学習をしていきます。
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