2020年6月1日にハラスメント規制法が施行となり、企業に対してパワーハラスメントへの防止策を取ることが義務付けられました。医療・介護の現場での看護職へのハラスメントには、直接の上司や同僚以外に、医師や薬剤師などの他職種、患者さんやその家族からもハラスメントを受ける報告が挙げられ、ストレスフルな職場でメンタルヘルスに悪影響を及ぼしかねないパワハラを未然に防止するため、対策を講じていかねばなりません。この研修では弁護士の篠木潔先生に法的側面からハラスメントを取り巻く現状を解説していただくと共に、院内の様々なハラスメントについて研究されている三木明子先生に、職場で発生するパワーハラスメントの被害実態、管理者に求められることをお話いただき、看護職が心身共に健康で働き続けられるより良い環境を維持していくための、ハラスメントのない職場づくりについて考えていきます。

講　演 Ⅰ　
「法制度の側面から～パワハラ防止に必要な法律知識を学ぼう～」

　　　　　　弁護士法人 翼・篠木法律事務所 代表弁護士　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　篠木　潔　氏

講　演 Ⅱ　
「ハラスメントのない職場づくり」

　　　　　　関西医科大学看護学部・看護学研究科 教授

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 三木 明子　氏

パネルディスカッション