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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修
第8回 心電図(シリーズ)モニター心電図での異変察知から12誘導判読へのステップアップ
東京医科大学八王子医療センター循環器内科/大島医院院長
大島 一太 氏
STAGE2〜4
オンデマンド研修 7月24日(月)〜8月21日(月)
急性心筋梗塞や致死性不整脈、心不全など…心疾患に待った!はありません。今まで元気だった人が、突然死、ときに瞬間死をきたす場合も少なくないのです。一方、救急搬送が間に合えば心疾患の救命率はあがり、退院できると、やがては白内障や関節症、認知症、悪性腫瘍などを併発し、近年は循環器科だけでなく、どの診療科目で働く誰もが心疾患の患者さんに遭遇する時代となりました。心電図は最も簡単に侵襲なく迅速に心疾患の診断に威力を発揮し、しばしば1枚の心電図で診断を確定することもできる検査です。このため心疾患を疑ったときは、どの診療科目で働く誰もがまずは始めに心電図を記録しなければなりません。心電図を勉強するとき、しばしば12誘導心電図は難解と考え、専門でなければモニター心電図だけでよいという方を見かけます。しかし、臨床の最前線でそれはあまりにも危険です!モニター心電図と12誘導心電図は、同じ心電検査でも似て非なるもの!診断できることが大きく異なります。今回は、モニター心電図では決して正しく診断できない、日常診療で遭遇することの多い心疾患の12誘導心電図の読み方ついて概説します。心疾患を見逃し、それが突然死の原因にならないように、臨床の最前線で働くすべてのみなさんに12誘導心電図の判読を身につけて頂きたいと思います。
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