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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修
第12回 患者の声にならない訴えを看るシリーズ〜放射線療法の看護ケア
東邦大学大森病院 がん放射線療法看護認定看護師
北爪 麻紀 氏
STAGE2〜4
オンデマンド研修 9月25日(月)〜10月23日(月)
現在、一生のうちでがんと診断される方は、2人にひとりと言われています。そのがん治療において放射線療法は、治療効果はもとより、臓器の温存、局所治療により全身の侵襲性の低さ、短時間の治療などのメリットに加え、根治から緩和まで治療目的も多岐に渡ります。
このような放射線療法を提案され治療を受けていく患者は、どのような思いでいるのでしょうか。放射線療法を受ける患者の看護をするうえで患者の思いやそこに至るまでの心の動きを知る事は、とても重要です。しかし、患者は、その思いを必ずしも言葉にして医療者へ自ら伝えるとは限りません。そして、その思いは検査データなどで確認をすることはできないため、様々な情報を元に推量することも必要になります。
今回、事例を通して、患者に関心を寄せ推量しながら言葉にならなかった患者の思いを考えていきたいと思います。
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