地域包括ケア実現に向けて大きく医療・介護が動き出し、病院から在宅医療への移行は時代の要請、社会の必然となっております。入院時から、その先にある患者さんの幸せな生活に繋げるためには、きめ細かな在宅療養移行支援が不可欠です。退院調整には、よりよいアセスメント、受容支援と自立支援、地域サービスとの退院調整といった３段階によるシステム構築の上で、地域の在宅医療チームや介護事業所との多職種協働によるネットワーク構築を進めて行かねばなりません。また、地域居住の継続には生活支援こそが重要で、医療だけの視点では見えないことが多すぎます。この研修では在宅医療、退院支援看護、それぞれの立場から、これからの在宅療養移行支援について検証・考察します。

主　　催 S-QUE研究会
協　　力 ニプロ株式会社

プログラム
講　演　Ⅰ
地域包括ケア時代の在宅療養移行支援
　　　～出前医療22年の実践から～
　　　　　　　　　医療法人アスムス 理事長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　太 田　秀 樹 氏

講　演　Ⅱ
地域と協働で取り組む在宅療養移行支援
　　　 　　　～どう生きたいかにチームで寄り添う～
　　　　　　　　　在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宇都宮 宏子 氏

全体討論・質疑応答

会　　場 名古屋観光ホテル 2F 曙の間（愛知県名古屋市：地下鉄「伏見」より徒歩2分）