新医療看護連携
Vol.10 地域連携パス
「前立腺がん」
衛星研修 平成22年 6月 23日(水)/ オンデマンド研修 平成22年6月28日(月)~7月19日(月)
医療機関の機能分化と連携を踏まえた効率的かつ質の高い医療の実施が求められる中、それぞれのニーズに則した地域医療計画が必要とされています。新医療看護連携では、全ての医療従事者や関係者を対象に、医療看護の質や安全管理、技術向上を目的に、地域医療連携のこれからを考えていきます。
地域連携クリティカルパスを用いた「がん」の診療連携は、がん診療連携拠点病院を中心にとくに5大がんから全国的に急速に導入されつつあります。今回の診療報酬改訂の後押しにより、その拡がりは一層加速されることになるでしょう。「がん」の中でも、前立腺がんはPSAという非常にわかりやすい達成目標があること、診療の経過が長期にわたること、診療の経過のオプションが多岐にわたっていることなどから、地域連携クリティカルパスを導入・運用しやすい疾患として、われわれの施設では早い時期から取り組んできました。今回は院内パス大会の特別企画としまして、がんの地域連携をテーマに特集して開催します。とくに前立腺がんの診療連携については、われわれの経験を通じて、がんの地域連携における問題点を医療者だけではなく患者さんの立場からも考えてみたいと思います。
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- 衛星研修
- 平成22年6月23日(水) 18:00~19:30
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- オンデマンド配信
- 平成22年6月28日(月)~7月19日(月)
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- 会 場
- 配信会場:国立病院機構九州医療センター 地域医療研修センター 研修室
衛星会場:S-QUE病院施設ほか(全国約200会場)衛星による全国同時中継
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- 対 象
- ・S-QUE病院施設の全ての医療従事者・関係者
・[ 各会場の近隣の医療関係者 ]
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- プログラム
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講演 I 「がんの地域医療連携推進のための地域医療連携室の役割」
九州医療センター地域医療連携室 専任看護師長
土 井 晴 代 氏
講演 II 「地域完結型医療を目指して
~患者・家族のニーズに合わせた退院を支援する~」
九州医療センター地域医療連携室 ソーシャルワーカー
有 高 綾 氏
講演 III 「地域連携クリティカルパスを用いた前立腺がんの地域医療連携
~医療者の立場、患者の立場からみた地域医療連携」
九州医療センター医療管理企画運営部長・泌尿器科医長
井 口 厚 司 氏