教育担当師長
益田 光子
Q:導入のきっかけを教えてください
従来使用していたクリニカルラダーと実施研修が連動していないこと、ラダー評価基準が形骸化し、管理者判断で決まる等スタッフのモチベーション向上に繋がりにくいこと、3年間の継続教育を終えた4年目以降のスタッフ教育が不十分であることなど課題がありました。
S-QUEラダー別研修を導入することで、全看護職員が統一した知識・技術を学び続ける環境が整い、スタッフ教育の充実を図ることができることを期待しました。
Q:どういう風に利用していますか?
初年度は、教育担当を中心に全コンテンツの確認を行いつつ、SCUスタッフに先行してモデルとなっていただき利用していました。SCUスタッフには、ラダーレベルに関係なく全項目視聴可としています。
毎月、教育担当がアンケート調査を行いながら、今後、全職員に向けて利用開始する時の具体的な活用方法を検討しているところです。
そのほか、教育担当が行う院内研修の講義でも参考にさせていただいています。
Q:どういう効果が出ていますか?
SCUのスタッフからは復習にもなることが多く、患者の状況にあった内容をタイムリーに学ぶことができるため、とても役立つとの意見をいただいています。