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Eナース
S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修
第5回 院内急変の対応(基礎編・心肺停止)
吉田学園医療歯科専門学校
三上 剛人
ライブ研修 6月3日(水)/ オンデマンド研修 6月8日(月)〜6月29日(月)
患者急変はいつどこで起こるかわからず、その場に居合わせたらパニックになり、普段の冷静さを欠いてしまう事があります。そこで、急変時はまず冷静に的確に対応することが必要です。基礎編では、最悪の事態である心肺停止の患者さんへの対応を中心に進めていきます。混乱する急変場面で必要なのは難しい知識ではなく、今やるべき事です。参考書だけでは理解しがたい技術も映像を用いて解説していきます。
発信会場:発信会場:札幌吉田学園(北海道札幌市)
質疑応答
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- 胸骨圧迫をしている際に、万が一肋骨が折れていたら、胸骨圧迫は継続をやめるべきでしょうか?
- 肋骨が折れた場合、圧迫するのはどうかと敬遠されるかもしれません。しかし、胸骨圧迫をやめてしまうとそのまま循環停止の状態が続いてしまいますので、やめることは死を意味します。ほんとうに肋骨が折れているかわからないし、折れているのは肋軟骨の可能性もありますので、しっかりとした位置で押してそのまま継続していただくのが良いでしょう。
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- ニトロダームを貼っている時に除細動をかける場合に支持体が破壊することがあるとありましたが、もし傷病者の胸にペースメーカーが入っていたら、除細動をかけても大丈夫なのでしょうか。
- AEDの取り扱いの中でペースメーカーのことが述べられていますが、真上に置くのではなく、ペースメーカーから2~3センチずらしてパットを貼るというようなことが注意点に書かれています。
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- 講義中、胸骨圧迫を200回続け、その間人工呼吸は1度もしていないと書いてありました。もし道ばたで倒れている人がいて、人工呼吸をせずに胸骨圧迫だけした場合の生存率というのはどのくらいでしょうか。
- 生存率について様々な地域で取り組まれ、データが集められていますので、おそらく2010年くらいにそのデータが盛り込まれた新しいガイドラインが出ると思われます。
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- AEDのメンテナンスどのように行えば良いでしょうか。バッテリーの保ちはどのくらいになりますか?
- AEDのメンテナンスに関してはメーカーによっても違うと思いますが、AEDの登録をカスタマーサービスにしていれば、いつメンテナンスの時期であるかとお知らせがあるはずです。また、当初言われていたのが、リチウムイオン電池を搭載しているので5年間メンテナンスが不要と売りにしていたものがありましたが、恐らく導入してからそろそろ5年くらい経つ施設が多いかと思います。バッテリーの切れがないかチェックしていただくのと、メーカーにユーザ登録をしているのか確認して、そこからの案内を待つのが良いかと思います。
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- 最近ハンズオンリーCPRという言葉をよく聞きますが、全ての条件において適応するのでしょうか。
- 人工呼吸を行わないということが注目されておりますが、ハンズオンリーCPRは、成人が突然倒れたというケースには適応されると聞いています。ハンズオンリーだけではなく、中にはコール&プッシュという用語も最近聞かれますが、人を呼んで除細動で押すというのを推奨している団体もあるようです。
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