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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修

第11回 病院職員が熟知したい災害初動時の基本とルール 〜災害トリアージを含む

日本赤十字社石巻赤十字病院 救急看護認定看護師
澁谷 多佳子 氏

ライブ研修 9月4日(水)/ オンデマンド研修 9月9日(月)〜10月7日(月)

災害は種類や地域が同じでも、発生する季節や時間によって生じる被害や問題は異なる。しかし災害医療の最終的目標は、「多数の負傷者に対して、最大多数に最良の医療を提供する」ことである。災害初動時に必要な行動を、実体験を交えながら、災害医療活動のキーワードであるCSCATTTに従いお伝えする。また、災害トリアージについても、実際に生じた様々な問題を「自施設ではどうだろう?」と、考える機会にしていただけたら幸いである。

発信会場:発信会場:仙台徳洲会病院(宮城県仙台市)

第11回 病院職員が熟知したい災害初動時の基本とルール 〜災害トリアージを含む

■ 第11回研修レジュメを準備しました。ご契約施設担当者の方は、事務局からのメールに記載のページよりPDF資料をダウンロードして下さい。

質疑応答

  • 災害時はチーム医療を最大限に発揮しなければならないと考えますが、そのために日頃から取り組みとして必要な職員の教育はどのようにしているか、お聞かせください。
    当院は赤十字病院ですので、その中に救護班という組織があります。救護班には医師と看護師と、主事という事務やコメディカルの方も必ずチームとして参加しています。当院では入職時に救護班の存在を知らされ、必ず災害の研修を受けるように義務づけられています。事務の方もテントを組んだり包帯法や無線の使い方を学んだり必ず一通り行うことで、災害に対して自分もやらなければならないという意識を持ちます。なかなかそこまで組織で取り組むのは大変かと思いますが、誰かが声を発してこの活動が必要だという想いを広げていくこと、そういうみんなの(病院全体の)力がないとこの活動は出来ない、と伝えながら広げて行ければ良いと思います。また、実際、災害の時どうだったとか、もし災害があったらどうするのかとか、部署部署で検討すること・・・例えば事務の方々同士で「災害が起きたら私達はどういうことをするんだっけ?」など、話し合いの場を持つなど、そういったことも必要だと思います。