超高齢化社会が到来する一方で、地域によっては人口減少も急速に進行することが見込まれる中、「病床機能報告制度」がスタートし、今後の病床機能別医療需要に見合った体制整備を図るために「地域医療構想」の策定も開始されています。病院はこれらの動向を見据えて、自院の将来的なあるべき形をしっかりと検討し、進むべき道を選択して行かなければなりません。 今回のフォーラムでは、2014 年診療報酬改定で新設された「地域包括ケア病棟」に、いち早く「7 対1 入院基本料病棟」からの転換を決め、地域の需要に適合した対応が経営的な安定を確保する上で有効であることを示したJCHO 横浜中央病院名誉院長の大道久 氏、そして「地域包括ケア病棟」導入時の前看護部長 馬場悦子氏をお迎えします。 急性期後の患者の受け皿として機能するとともに、在宅患者の受け入れや在宅療養支援の役割を果たしている「地域包括ケア病棟」をどのように管理していくか、事例を交えて病棟の再構築への実践的な運営のポイントをお話いただきます。

プログラム
「地域包括ケア病棟の管理ポイント」

講　演 l　
地域包括ケア病棟の管理ポイント
　　　～病棟再編の課題と円滑な運用に向けて～

　　　　　　日本大学医学部名誉教授/JCHO横浜中央病院名誉院長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大道 　久 氏
講　演 ll　
地域包括ケア病棟の管理ポイント
　　　～JCHO横浜中央病院の取り組み～

　　　　　　JCHO横浜中央病院前看護部長/フリージアナースの会会員
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　馬場 悦子 氏
　
会　場 全社協・灘尾ホール（千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル ）