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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修

第3回 心肺蘇生ガイドライン改訂のポイント

徳島赤十字病院 急性・重症患者看護専門看護師/救急看護認定看護師
福田 ひろみ 氏

急変(シリーズ) STAGE1〜2

ライブ研修 5月11日(水)/ オンデマンド研修 5月16日(月)〜6月13日(月)

院内で発生する急変事例のうち、最も重篤な状態である心肺停止。この場面に第一発見者として遭遇する確率が最も高い看護師にとって、正確で確実な心肺蘇生法を理解し実施する必要があります。本研修では「胸骨圧迫」「人工呼吸」「除細動の実施」等の具体的な手技についてAHA心肺蘇生ガイドライン2015における改定のポイントを中心にお話したいと思います。根拠がわかれば怖くない!急変時に即応できる力をつけるために楽しく学んでいただければ幸いです。

発信会場:発信会場:徳島県立中央病院(徳島県徳島市)

第3回 心肺蘇生ガイドライン改訂のポイント

質疑応答

  • 当院では急変があった場合コールがかかりますが、その時に人が集まりすぎて逆に対応しづらいです。その時の状況にもよると思うのですけれど、どの位が一番効率的に蘇生ができる適切な人数なのか教えて頂きたいと思います。
    自院ではコードブルーがかかるととにかく駆けつけるというのが鉄則になっていますので、みんなが来て同じように烏合の衆になっております。そういった時に適切な人数と言われると少し難しいのですけれども、そこでリーダーになる人が必ずいると思います。誰がリーダーなのか明確にしてもらうということを、救急治療運営委員会から発信して、院内全体の医師に広報したことがあったようです。 裏付けるデータが全くないので私見でしかありませんし、部屋の広さにもよりますが、医師を含めた人数が5人くらいいたら本当に十分かと思います。それに加えてその部署の担当の看護師は必要だと考えますので、その方を含めた人数で5人くらいいればいいかと思います。
  • 急変時には、看護師の中からもリーダーを決めていかないといけないと思いますが、そのリーダーは広い眼で見えいろいろ考えられるような勤務中のリーダーがよいのか、それとも患者さんのことをしっかり把握している受け持ちがいいのか、どちらをリーダーに立てたらいいのか教えて下さい。
    これも私の個人の意見として聞いて頂きたいのですが、やはりその場を統括できるのはその勤務帯のリーダーだと思います。受け持ちも適切かも分かりませんが、受け持っている担当看護師の背景も違うと思います。その方が本当にベテランであればよいですけれども、もしかしましたら2、3年目でまだ部署に来てすぐという方がその場のリーダーになれるかは疑問に思います。経験が浅い場合その方自身も不安だと思いますので、全体を統括して見えるリーダーがよいかと思います。 理由としては、その患者さんを蘇生する現場もそうですが、病棟全体を知っているのでその他の患者さんの状態がどうであるかとか、情報を発信したり上司に連絡する時でも状況が全て見えていると思いますので、やはりその勤務帯のリーダーが適切かと思います。