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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修
第20回 摂食・嚥下障害のためのケースマネジメント
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 老化制御学系 口腔老化制御学講座高齢者歯科学分野 准教授
戸原 玄 氏
摂食嚥下看護 STAGE2〜4
ライブ研修 1月25日(水)/ オンデマンド研修 1月30日(月)〜2月27日(月)
日々の看護の中で食事介助はよく行われていることと思います。そういった中、特に近年高齢者が多いことから誤嚥を防ぐことはとても重要です。誤嚥を防ぐためにはリハビリテーションが大切なことは多くの方が知っていることと思いますが、いわゆる訓練的な意味合いだけではなくて"工夫"などによって状況が改善できることは多くあります。また、退院後の患者さんの状況を考えて情報を伝達することも重要です。今回は患者さんの摂食嚥下の様子をどのように観察するかを中心に紹介して、在宅に戻った後にどのような課題があるのかについても考えてみたいと思います。
発信会場:発信会場:昭島病院(東京都昭島市)
質疑応答
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- 経口摂取が可能になり、家族や施設に情報に提供する際に、こういった情報がもっとあればというものがありましたら教えていただきたいと思います。
- 病院から退院する患者さんについての情報という意味かと思いますが、在宅やあるいは施設側で今後の状況について、先読みがあまりできない面があります。嚥下機能に詳しい方がまだあまりおりませんので、例えばこの訓練やりましょうと指示を出しただけですと、それで終わってしまいます。その患者さんについて、その後は伸びそうとか、今のところはあまり伸びそうな感じはないといった、もう少しスパン持った情報を加えて渡すことが必要かと思います。今の状況はこれです、だけではなく今後についての繋ぎの部分の情報がすごく必要だと思います。
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- 講義の中でバリウムを使って検査を行っていましたが、バリウムでも安全に検査を行えるのでしょうか。
- ガストログラフィンよりバリウムの方がよく見えるという点が挙げられますが、誤嚥してしまった際に懸濁液なので固まってしまうリスクがあります。ですから40プロぐらいまでであればなんとか見ることができますので、なるべくそこまで薄めて使うようにしています。検査を進める際にも、誤嚥を避けるように注意して進めれば避けられますので、バリウムの方がよいと思います。
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