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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修

重症度、医療・看護必要度 実践編 ~医療の質を考える 看護実践と記録~

尼崎総合医療センター 副院長兼看護部長
箕浦 洋子 氏

STAGE2〜4

オンデマンド研修 11月1日(木)〜12月31日(月)

医療は単に病気を治癒させることではなく、医療サービスを効率的・効果的に提供しながら、その過程や結果において患者・家族の満足が得られることが求められている。医療の質評価であるドナベディアン・モデルは、Structure(構造)Process(過程)Outcome(結果)の3段階で質を評価している。重症度、医療・看護必要度とドナベディアンモデルとの関連性を確認してみると、看護師の配置数や配置状況下(Structure)で、看護の実践と患者の状態が必要度評価で図る(Process)ことができ、患者の状態変化が必要度評価の推移(Outcome)で表すことができる。
このような視点で重症度、医療・看護必要度評価と看護記録を考えてみると、評価は点でなく線として繋がっており、その線が看護の軌跡であることに気づく。看護が重症度、医療・看護必要度の評価とそれに伴う記録で表現されることにより、個別性を含んだ医療の質評価のデータとして意味づけられる。
本講義では、改めて医療に質評価について確認するとともに、重症度、医療・看護必要度と医療の質について考えながら、日々の看護必要度の評価と看護記録の実際を紐づけて、その関係性を解説する。

重症度、医療・看護必要度実践編 ~医療の質を考える看護実践と記録~