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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修

第12回 入退院支援最前線〜PFMで病棟と地域を繋ぐ

上都賀病院 退院支援専従看護師
飯野 直子 氏

STAGE2〜4

オンデマンド研修 9月24日(火)〜10月22日(火)

平成30年度診療報酬改定で、入院時支援加算が新設され、益々入退院支援の需要は高まっています。同時に在院日数の短縮化もされ、入院前からの情報収集や外来看護師・在宅支援者との情報共有が求められています。「人生100年時代」と言われる今、いかに患者・家族に寄り添い、療養場所の移行を支え、在宅療養を支援できるかが大切となります。したがって、退院支援のシステムの在り方と、院内教育の整備と地域連携の取組みが重要となります。当院の退院支援の取組みを紹介したいと思います。

発信会場:美原記念病院(群馬県伊勢崎市)

第12回 入退院支援最前線〜PFMで病棟と地域を繋ぐ

質疑応答

  • 当地域では高齢者の単身者がだいぶ増えております。入退院支援加算1の中にある7日以内の面談というのがなかなか困難状況でもあります。当院は脳卒中を主としている病院ですが、失語、意識障害などのため、どうしてもご家族からの面談というのが重要になってくるかと思います。先生の地域ではどのような状況でしょうか?また、何かアドバイスがありましたらよろしくお願いいたします。
    数字は分かりませんが、状況は似ているところがあります。やはり独居の方、それから最近は息子さんとお母さんの二人暮らしといったケースをよく目にします。娘さんと両親のどちらかとの二人暮らしよりもやはり息子さんとの二人暮らしは、介護の際には難しいかと思います。
    そういった中で、当院では以前は7日以内の面談や、計画書作成といったことは、病棟に頼んでいました。しかし、入院時は家族も来院するのですが、その後はなかなか来院しなかったり、または勤めている場合ですと夜間帯だったりしますので、夜勤の看護師での対応は少し難しく、試行錯誤の末に、入院時ですとだいたい家族が一緒ですので、その際に話し合うということになりました。ただ、退院支援につながらずにそのまま帰ってしまう方もいますので、その面談で全て完結とするのではなく、その後追いの対応が大事になってくると思います。