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Eナース

S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修

第20回 コーディネートナース中心の糖尿病診療〜地域連携、多職種連携

医療法人社団シマダ 嶋田病院内科部長/佐賀大学医学部臨床教授
赤司 朋之 氏

STAGE2〜4

オンデマンド研修 1月27日(月)〜2月24日(月)

医療連携を円滑に行うためには、病院やクリニックのみならず、院外調剤薬局や歯科など、様々な医療機関の糖尿病診療水準の向上が必須となる。しかし疾病の理解を個々の医療機関の一人一人の医療者へ浸透させることは難しく、その方法も確立したものがないのが現状である。
平成19年から、小郡・大刀洗地区で循環型糖尿病地域連携パスを開始した。その際に、コーディネートナースという新たな職種を配置した。連携パスの発生時や更新時に医療機関を訪問し、診療所の医師や看護師に、患者の病態や問題点を正確に伝えた。調剤薬局や歯科診療所にも訪問し、地域全体での糖尿病啓発活動を呼びかけた。
このような活動は、地域全体の糖尿病診療・療養水準の向上につながり、地区での透析減少に一定の成果をもたらした。コーディネートナースの活用は、医療連携を円滑に行うための新たな手段となりうると考えられる。

発信会場:熊本中央病院(熊本県熊本市)

第20回 コーディネートナース中心の糖尿病診療〜地域連携、多職種連携