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第8回 12誘導心電図の読み方
モニタ心電図を卒業しよう〜P・QRS・ST・Tの判読 中級編
Eナース
S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修
第8回 12誘導心電図の読み方
モニタ心電図を卒業しよう〜P・QRS・ST・Tの判読 中級編
東京医科大学八王子医療センター 循環器内科兼任講師/大島医院 院長
大島一太 氏
心電図 STAGE2〜4
オンデマンド研修 7月20日(月)〜8月17日(月)
近年の高齢化により、どの診療科目で働く誰もが、心臓病の患者さんに遭遇する機会が増えています。心臓病の患者さんに、待った!はありません。急性心筋梗塞や致死性不整脈によって、急変、突然死、ときに瞬間死をきたす場合も少なくないのです。昨年の「やさしい12誘導心電図の読み方 入門編」で勉強したように、みなさんが心臓病の患者さんに遭遇したとき、まずは速やかにきれいで正しい12誘導心電図を記録しなければなりません。みなさん、できますか?そして次に、自分で記録した心電図は、自分で判読し、的確にドクターコールや正しい初療を行います。心臓病に待った!はありませんから、「誰か詳しい人が判読してくれるわ」と思っていては、その数秒~数分間の時間の遅れが、目の前の患者さんの急変や突然死、瞬間死につながってしまうのです。
はるか昔は、医師が12誘導心電図、ナースはモニター心電図を判読できればよいという時代がありました。しかし現在の臨床の最前線で、それは全く通用しません。心臓病の診療は12誘導心電図を正しく記録、判読し、有効に活用できなければ、急性心筋梗塞に対する心臓カテーテルや急性心不全の治療すら始めることができないのです。そして、この12誘導心電図を判読しなければならないのが、患者さんの一番近くで働くみなさんです。
今回は昨年の入門編に続き、どの診療科目で働く誰もが、新人からベテランまで必ず知っておくべき12誘導心電図の読み方、活かし方について、少し踏み込んだ中級編を勉強しましょう。
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