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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修
第20回 事例で解説!がん治療関連による皮膚障害のケア
がん研有明病院皮膚科医長
西澤 綾 氏
STAGE2〜4
オンデマンド研修 1月25日(月)〜2月22日(月)
がん治療には外科療法、抗がん剤治療、放射線治療などがあります。その中でも抗がん剤には、細胞障害性抗がん剤と分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤があり、これらによる治療で皮膚障害が生じるものも多く、特に分子標的薬では頻度が高いです。皮膚障害で生命を脅かすものはまれですが、重症化すると痛みなどの症状や外見的な変化により、日常生活(QOL)に支障が生じてきます。これらの皮膚障害が重症化すると、抗がん剤を減量や休薬などで対応する場合もありますが、スキンケアなどであらかじめ予防し、適切に対処することで皮膚症状の悪化を防ぐことが出来ます。
この講義では皮膚障害発生のメカニズムを概説し、患者へのスキンケア指導、発症の予防対策、悪化時の対処法について紹介します。
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