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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修
第1回 COVID -19 最新の診断治療
埼玉医科大学総合医療センター 総合診療内科/感染症科 教授
岡 秀昭 氏
感染対策 STAGE1〜4
オンデマンド研修 4月5日(月)〜5月3日(月)
COVID19がパンデミックを起こし、早1年が経過した。いまだに流行の終息は見えないものの、1年間でこの感染症の様々な事実が解明されてきた。このウイルスは症状が出現する前から、飛沫感染を中心とした強い感染力があり、各医療機関では医療関連感染の対策に苦慮している。一方で、PCR検査や抗原検査もかなり普及されて、診断アクセスは改善されており、重症例に関してステロイド薬やレムデシビルといった薬剤の有効性が判明し、保険承認されていることは朗報である。
さらにソーシャルディスタンス、三密を避ける、マスク着用、手指衛生といったこれまでの対策は重要であるものの、決定打を欠いていた感染予防について、新しいテクノロジーを利用したワクチン接種が始まろうとしている。治験データや先行接種情報からはこのワクチンへの期待は大きい。
本講義ではCOVID19の診断、治療、感染予防の要点のおさらいに加え、治療薬やワクチンについての最新情報を加えて解説したい。
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