2015 年秋からスタートした看護師特定行為研修も 6 年が経ちました。当初は CN や CNS、NP 等のスペシャリストが High Performer としての最終的な形態として医行為を獲得して、患者さんに特定行為を実施するために受講される方が多かったのが、知識と業務の拡大のために修了するジェネラリスト看護師も増えて参りました。看護師の判断可能な範囲を拡大することで、医師から看護師へのタスクシフティングとして注目され「患者へのタイムリーな対応」と「医師の業務の効率化」が両立できると期待されています。そういった背景もあり、一般の看護師にも特定行為のカリキュラムを継続教育の一環として底上げを図る病院も多くなっています。 このフォーラムでは、実際に特定行為によって日常的に看護師の業務拡大をしている病院の NP、特定行為修了看護師を講師に迎え、麻酔管理や看護外来などの収益をも見据えた実践など、看護師特定行為が病院活性化の一助となる現場の様子をお話いただきます。

講 演 l「未来の病院活性化に繋げる看護師特定行為研修
　　　　　　　　　　　～収益化と継続教育への効果～」
　　　　水戸済生会総合病院 診療看護師 / 株式会社ラプタープロジェクト代表
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 青柳 智和　氏

講 演 ll　「鹿児島大学病院における特定行為研修修了看護師の活動」
　　　　鹿児島大学病院看護師特定行為研修センター 主任　診療看護師
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 福元 幸志　氏

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