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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修

第2回 コロナ禍における看護師のモラル・ディストレス

横浜市立大学医学部看護学科教授
勝山 貴美子 氏

倫理 STAGE1〜4

オンデマンド研修 4月25日(月)〜5月23日(月)

コロナ禍において、看護師は多くの「道徳的苦悩(モラル・ディストレス)」に直面しました。Jametonは、「道徳的苦悩」を「行うべき正しい ことを知っているが、制度上の制約によって正しい行動をとることはほとんど不可能な時」に生じると述べています。倫理的ジレンマは二つの意向に挟まれる状況のことをいいますが、道徳的苦悩は複数の意向によって判断に困るような状況のことをいいます。この状況に晒されると人はそのことに向き合うことを避け、長い間、続くことによってストレスが高まり、結果的に離職する人さえ出てきます。この講義では、コロナ禍で生じたモラル・ディストレスとは何か、その事例を一緒に検討し、このような場面に直面した場合に看護師としてどのように対処すればよいか、そのヒントを考える機会にしていただきたいと思います。

第2回 コロナ禍における看護師のモラル・ディストレス