COVID-19のパンデミックの影響によるバーンアウトなど、医療者の受けるストレスは拡大傾向にあり、職場においてより積極的に心の健康の保持増進を図ることが、重要な課題となっています。病院で患者とその家族をサポートする医療者は、自身の精神的な健康に気を使う必要があり、時には厳しい状況に直面し、メンタルヘルスの問題が発生しやすい傾向があります。
今回は2人の講師をお迎えし、組織による継続的・計画的なケアが行われるようメンタルヘルスを守る体制づくりについて考え、また、マインドフルネスによるセルフケアの実際の方法についても具体的に学んでいきます。

講義 l「医療者のストレスマネジメントとラインケア」
　　　　　　京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター／精神科神経科
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　植野　司　氏

講義 ll「効果的なセルフケアとしてのマインドフルネス」
　　　　　　京都大学大学院医学研究科精神医学教室 臨床心理士
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　野田 智美　氏

パネルディスカッション