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S-QUE院内研修1000’ & 看護師特定行為研修
第7回 周手術期の看護〜術後合併症を予防するために
済生会横浜市東部病院 周術期支援センター長
谷口 英喜 氏
周術期 STAGE1〜2
オンデマンド研修 7月9日(月)〜8月6日(月)
欧米諸国と同様にわが国の周術期領域においても、患者が術後に早く回復できるように周術期を通した術後回復促進策(ERASイーラス)が普及しつつある。あらゆる領域において、術後早期に飲み始めること(Drinking)、食べ始めること( Eating )および動き始めること(Mobilizing)が可能になれば(DREAM)、在院日数が短縮されることが明らかになっている。すなわち、術後早期のDREAM達成が可能となるような周術期管理によって術後の合併症が予防され、術後回復が促進される。本講座ではDREAM達成に向けた様々な工夫について看護に必要な知識として概説する。
発信会場:藤沢湘南台病院(神奈川県藤沢市)
質疑応答
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- チームで患者様中心の合併症予防に取り組む大切さをとても感じました。吐き気予防、痛み予防に関しまして、薬剤の使用などで、医師との連携、指示を受けることなどが必要になるかと思いますが、どのようなことから始めていけばよいかアドバイスいただければと思います。
- まずは主治医や病棟に対して、どのようなチームが関与することでどのようなメリットがあるかということや、どのようなことを行うことで業務の負担軽減、患者様の満足度が上がるかということを、いろいろな例を示して実践してみようという雰囲気を作っていきます。
実際に実行するのは患者支援センターなので決して業務負担にはならず、処方などもこちらで全て行い責任を取り、また主治医との調整、麻酔科や病棟との調整といった交通整理もこちらで行いますという説明から始めます。
それから、具体的に薬をどう使っていくかということを主治医や薬剤師と相談しながら調整していきます。始めてみて実際にうまくいっている症例、うまくいっていない症例などの微調整をしながら、軌道に乗せていくというステップを踏んでいきます。
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