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特別研修

S-QUE訪問看護

認知症早期の気づきから早期診断・早期対応へ

国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 副院長
鷲見 幸彦 氏

オンデマンド研修 7月1日(金)〜9月30日(金)

認知症の人は500万人に迫ろうとしており、その前段階の状態も含めると800万人に達する。認知症も他の疾患と同様に早期診断、早期対応が重要であるが、認知症の特性や、医療や介護システムの不備から受診やケアを受けるまでに時間がかかってしまうのが現状である。本稿では1.認知症に早く気が付く、2.より早期に認知症を診断する、 3.より早期に認知症に対応する、の3つの観点から 講義を行う。 1では認知症の特性と早期に見出すにはどのような技術が必要かを説明する。2では今後認知症に進展するリスクの高い軽度認知障害について概説する。3では2015年から全国の市町村に設置を義務付けられた認知症初期集中支援チームについて説明する。認知症の早期診断・早期対応はこれからますます重要となってくるが、そのためには、認知症の人の特性理解がまず第一歩であり、多職種協働チームが認知症の人と地域を支える基本となると考えられる。

認知症早期の気づきから早期診断・早期対応へ