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CHAPTER3 ドレーン管理

日本看護協会看護研修学校 認定看護師教育課程 集中ケア学科専任教員
塚原 大輔 氏

  • 1胸腔ドレーン公開中

    胸腔ドレーン

    胸腔ドレナージは、胸腔内に貯留した気体や液体の排出を目的として実施されます。胸腔ドレナージは一般病棟から救急外来・ICUまで幅広く使用されていますが、看護師にとって苦手意識の強い分野ではないかと思います。
    講義では、胸腔ドレナージの原理と管理方法について、皆さんが臨床の場で安全に使えるようになるためのコツを出来るだけ分かりやすく説明していきます。

  • 2脳室ドレーン公開中

    脳室ドレーン

    脳室ドレーンは,脳出血やくも膜下出血の術後急性期に水頭症や頭蓋内圧亢進予防のため、カテーテルを脳室に挿入して脳脊髄液の排出するために挿入されます。脳室ドレーンの管理は、汚染による感染やオーバードレナージなどにより重篤な症状が生じるため適切な管理と観察が必要です。今回は、脳室ドレーンの管理のポイントについて説明します。

  • 3腹部ドレーン公開中

    腹部ドレーン

    腹部ドレーンは、横隔膜下やウィンスロー孔、ダグラス窩など、各臓器の切離面、吻合部など排液の最も貯留しやすい部位に血液や膿、滲出液、消化液を体外に誘導・排出することや減圧を目的として挿入されます。腹部ドレーンは異常の早期発見のため、管理方法を熟知し排液の量と正常をモニタすることが重要です。今回は、腹部ドレーンの管理のポイントについて説明します。