70代男性、要介護、独居、統合失調症。
青年期より統合失調症の既往あり、現在は生活保護を受給中。
妻は死去、自室に仏壇あり。家族は息子一人だが家賃トラブルにて逮捕、刑務所拘留中、近々、出所、出所日には自ら迎えに出向くとの事。
息子の出所後、住居とワクチン接種（３回目）の件を心配しており、頻回に事務所へ連絡してくる。
意思疎通は可能だが、長期に渡る多量の向精神薬の服用で歩行時ふらつき、流延あり。
保清に関しては区から配布される入浴クーポン券を使用し、週１回、近隣の銭湯へ行く。
受診、買い物は一人で出かけられるが、室内清掃等は不十分、台所には洗っていない食器多数あり。
処方される薬の管理は出来るが多量のため、訪問看護にて服薬管理（残薬カウント、飲み忘れ予防）、疼痛部位へ市販薬塗布対応。
健康観察（ＢＴ、Ｐ、Ｂｐ、ＳＡＴ、問診、聴診、触診）、服薬管理実施。
社会的資源（息子の出所後）活用を指導、（自ら出来なければ、訪問看護しを通しての介入も可能である事を説明）