訪問看護技術 ライブラリ
ボディメカニクスの看護への応用
防衛医科大学校病院 集中ケア認定看護師
小枝 千尋 氏
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1体位変換公開中
体位変換は、患者の同一体位による苦痛の緩和、安楽な姿勢の保持、関節拘縮・変形の予防や、循環障害・神経麻痺の予防、褥瘡予防、呼吸状態の改善など、身体上の弊害を予防する目的があります。今回は、患者だけでなく、介助者にとっても安全で安楽な体位変換の方法について、注意点を踏まえて説明します。
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2起き上がり公開中
起き上がり動作は、体を動かす、というだけにとどまらず、食事、排泄、入浴など何らかの目的を達成するための手段になります。また、寝たきり状態の患者にとっては、廃用予防にもつながります。今回は、患者の自立を促し、介助者にとっても負担のかからない起き上がり方法を説明します。
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3移乗、移送介助公開中
ベッドから離れることは、患者にとって日常生活の範囲を広げることにとどまらず、気分転換や意欲の向上にもつながります。介助者は、患者の状態を見極め、安全で安楽な介助をすることが必要です。今回は、ストレッチャーと車椅子の点検方法や移乗、移送について、安全で適切な介助を行うことができるよう、注意点を踏まえて説明します。