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ワンポイントEナース ライブラリ
CHAPTER22 看護に生かすエコーのキホン
吉田学園医療歯科専門学校 救急救命学科学科長
三上 剛人 氏
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1エコー検査の特徴と画像の見方公開中
超音波検査は、超音波を対象物に当て、その反響(エコー)を映像化する画像検査法であるため、エコー検査と呼ばれています。X線検査のように放射線を使用することもないため、生体への侵襲はありません。また、ベッドサイドで簡便に行え、何度も繰り返し検査できること、リアルタイムで評価できること、豊富で有用な情報を得られることなど、とても利点が多い検査方法です。一方で様々な情報を得るためには、検者の知識と経験が重要になります。この講義では、エコー画像の見方について解説します。
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2機器の操作公開中
エコー検査では、観察したい場所や部位によって様々なプローブがあります。それぞれビームの広がり方に特徴があり、見えかたが違ってきます。また、エコー検査機器の操作パネルには多くのスイッチやボタンがあり、明るさや深度、焦点の調整など、描出する画像の質がコントロールできます。そのため、まずエコー検査においては、基本的な機器の操作方法の理解が必要です。この講義では、機器の操作に関わる基本的な知識を身につけましょう。
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3エコー検査の実際公開中
エコー検査は、さまざまな臨床場面で使用されます。しかし、まだまだ看護師が、エコー検査に慣れていないのも事実だと思います。この回では、色々な部位にエコーを当て、見たい臓器や病変を描出してみます。膀胱内の尿量のアセスメント、深部静脈血栓になりそうなケース、IVC異常などの実際の映像を解説します。看護師が、救急の場面で出会うかもしれない所見、問題になりそうな実際の画像を知っておくことで、その後の状態悪化を防げるかもしれません。