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診療介助

ワンポイントEナース ライブラリ

CHAPTER36
診療介助

東海大学医学部付属病院 集中ケア認定看護師
大久保 健一 氏

  • 1気管挿管公開中

    気管挿管

    気管挿管は、呼吸状態の変調や、気道閉塞、換気面積の低下などにより、適正な換気保持が困難な状態であるときや、意識障害・循環動態の変動時の気道確保及び低酸素状態を予防する方法です。気管にチューブを挿入することで、人工呼吸器による呼吸管理が可能となり、気道分泌物の除去を容易にすることが出来ます。気管挿管を実施するときは、予定手術による麻酔下の場合を除き、患者は生命の危機に直面し、状況が逼迫していることが多いため、慌てず確実に診療の介助を行う必要があります。今回は、気管挿管時の基礎知識や手技、看護ケアのポイントについて解説します。

  • 2胸腔ドレーン挿入・抜去2月公開

    胸腔ドレーンは、胸腔内に貯留した気体や液体(胸水・血液・膿瘍など)を排出し、肺の膨張を促すことにより酸素化、換気を正常に保持するために挿入されます。挿入時は肺などの臓器や血管の損傷、皮下気腫などの合併症をきたす可能性があります。また胸腔ドレーンの挿入を必要とする患者は、呼吸機能に障害を呈していることが多いため、患者の不安を軽減し、慌てずスムーズに診療の介助を行う必要があります。ここでは胸腔穿刺を含め、胸腔ドレーン挿入、抜去時における患者の看護ケアのポイントについて解説します。

  • 3中心静脈カテーテル挿入3月公開

    中心静脈カテーテル(central venous catheter:CVC)は、経皮的に心臓に近い上大静脈・下大静脈にカテーテルを挿入・留置し、輸液・薬剤投与を行います。上大静脈と下大静脈は太く、血流も豊富なため、末梢静脈よりも血管の炎症が起きにくく、大量輸液、高カロリー輸液、高濃度薬剤の投与を行うことが出来ます。一方でCVC挿入時には、動・静脈の誤穿刺によるショック、出血、不整脈、空気塞栓、気道合併症など、循環動態や呼吸機能に重大な合併症をきたす可能性があります。これらの合併症に対する観察のポイントを含め、CVC挿入を必要とする患者の看護ケアのポイントについて解説します。