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CHAPTER8 抗がん剤の安全な取り扱い
杏林大学医学部付属病院 がん看護専門看護師
坂元 敦子 氏
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1ミキシング時の作業環境と個人防護用具公開中
抗がん剤は治療を受ける患者ばかりでなく、これを取り扱う医療従事者にも身体的影響を及ぼす薬剤です。抗がん剤の曝露は薬剤の準備、投与、破棄など全てのプロセスにおいて起こる危険性がありますので、正しい取り扱い方法を理解し実践することが重要です。第1回目は、抗がん剤調製時の作業環境、個人防護用具の種類と着脱方法について解説します。
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2抗がん剤の取り扱いに適した器具の選択とミキシング公開中
第2回目は、抗がん剤の取り扱いに適した器具の選択と調製(ミキシング)について学習します。抗がん剤の調製や投与は曝露の危険性が大変高い作業です。このため適切な器具を用いて確実な手技で取り扱うことが重要です。ここでは、抗がん剤の曝露対策として開発された専用器具の特徴と種類、抗がん剤の調製に関連した危険な行為と正しい手技について解説します。
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3抗がん剤投与時の曝露予防と曝露時の対処方法公開中
第3回目は、抗がん剤投与時の曝露予防と曝露時の対処方法について学習します。抗がん剤投与の場面では飛散や液だれなどが起こる危険がありますので曝露予防の方法を理解することが必要です。また、実際に曝露が起こった場合には適切な対処を行い、曝露の拡大を防ぐことが重要です。ここでは、抗がん剤投与のプロセスに沿った正しい手技と、曝露時に使用する物品と使用方法について解説します。