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CHAPTER13 認知症介護の理解と実践そして工夫~目的のある行動

富山県介護福祉士会 理事
土後 富士子氏

  • 1認知症の人を理解する公開中

    認知症の人を理解する

    今回は、認知症の人を理解する、食事・排泄ケアの実践、 困難事例の対応の3つの項目に分け、実際に起こる事例や場面を想定し、説明していきます。認知症は脳の病気です。認知症の人へ対応するときには、その病気について正しい知識を身につけることが大切です。目の前の患者さんがどのようなタイプの認知症なのか、生活や人生はどのような背景なのかを把握し、正しい介護方法を身につけましょう。

  • 2食事・入浴・排泄ケアの実際公開中

    食事・入浴・排泄ケアの実際

    認知症になると、食事などの出来事自体を忘れるような物忘れ、事前の行動や場所、時間の見当識障害、言われていることが理解できなくなったり言いたいことがうまく伝えられなくなったりします。また、入浴そのものを嫌がられたり、排泄の失敗が自尊心を傷つけることも、介護する側は忘れないようにしなければなりません。認知症の人それぞれが抱える不安や苦しみを理解し、さりげなく、自然に手助けする支援を心がけましょう。

  • 3困難事例の対応公開中

    困難事例の対応

    認知症の人は、思ってもみなかった行動をとったり、極度にふさぎこんだりする場合があり、その対応に困ることがあると思います。ここでは困難事例に対する対応の実際を紹介します。物盗られ妄想、不穏や帰宅願望などが起こったら、それら1つ1つにも理由があるのだと理解し、本人の内面的な部分(ナラティブ)に触れるようにして、一瞬一瞬を大切にしたアプローチをすることが求められています。