ライブラリLIBRARY

ホーム » ライブラリ » ワンポイント介護 » CHAPTER22 エンド・オブ・ライフケア

ワンポイント介護 ライブラリ

CHAPTER22 エンド・オブ・ライフケア

株式会社ケイツーマネジメント
ケア・コーディネーター
諏訪免 典子 氏

富山県介護福祉士会 副会長
舟田 伸司 氏

  • 1症状緩和と援助公開中

    症状緩和と援助

    エンド・オブ・ライフ(終末期)とは、医師によって不治の病であると診断をくだされ、それから先、数週間ないし数カ月(およそ6カ月以内)のうちに死亡するだろうと予期される状態になった時期です。その人らしく生き、その人らしい最期を迎えることができるように、専門職としてお世話をしますが、日々揺れ動く利用者の気持ちにいち早く気づき、細かに対応することはケア職の大きな役割の一つです。本人との対話から見出し、受け止め共感することがケア職の専門性と考えて関わりましょう。

  • 2意思決定支援の関わり2月公開

    生死のあり方については、人々はそれぞれ個人の価値観がありますから、個人の価値観を支えることが大切ですが、価値観は社会や文化に少なからず影響を受けます。個人としての意思決定を尊重しつつも、家族への配慮を欠かさないことが看取りケアとしては重要です。ケア職は、本人のアドボケーター(代弁者)として、「本人ならどのように考えるか」と推察する家族を支えながら、家族の意思が混同してしまうことのないよう留意して見守るという重要な役割を持っています。家族が後悔の念を抱くことなく、徐々に本人の死を受け止めていくことができるよう、本人に対する家族の支援を肯定します。

  • 3看取りと家族の心のケア3月公開

    ケア職は、医療の知識を兼ね備えた療養生活支援の専門職として、24時間を通して本人に最も身近に関わることにより、病態や病状の変化だけでなく、本人の社会的、精神的な苦痛や苦悩等にいち早く気づき、人間的な配慮と尊厳を重視した対応を行います。ケア職と家族が一緒に考える事で信頼関係を構築でき、家族が安心して最期を受容する体制が整えられるものです。看取りケアは、その方の人生最期を支えるケアです。看取りケアにはことのほか安寧なケアが求められています。