訪問看護技術 ライブラリ
せん妄評価と対策
筑波大学医学部附属病院 集中ケア認定看護師
柴 優子 氏
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1CAM-ICU公開中
せん妄は意識障害や認知機能障害などのいくつかの症状を伴う症候群です。これらの症状は短期間に出現し、変動性があり、可逆性である、という特徴があります。また、せん妄は、死亡率や退院後のQOL を含む患者の予後と関連しています。せん妄へのアプローチでまず重要なことは,正しく発見することであり、見逃しを防ぐには特定のアセスメントツールを使用する必要があります。今回はCAM-ICU(Confusion Assessment Method for the ICU)によるせん妄の評価方法についてご説明します。
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2ICDSC公開中
ICDSC(Intensive Care Delirium Screening Checklist) は、クリティカルケア領域で,せん妄をスクリーニングするために作成されたツールです。8つの項目に沿ってチェックして点数化することでせん妄を評価します。これらは患者の協力を必要とせず,客観的な患者の状態や行動から評価することができます。今回は、ICDSCを用いたせん妄の判定方法について学びます。
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3せん妄対策の実際公開中
せん妄患者への対応や予防のためには、まずせん妄を発症させるリスク因子を看護師が理解してケアをすることが大切です。また、リスク因子へのアプローチは単一ではなく複数の因子を組み合わせたアプローチが重要です。今回は、せん妄のリスク因子を踏まえたアプローチについて学びます。