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看護補助業務の役割の理解と職業倫理

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CHAPTER1
看護補助業務の役割の理解と職業倫理

関西看護医療大学看護学部看護学科 教授
箕浦 洋子氏

  • 1医療制度の理解公開中

    医療制度の理解

    医療提供現場ではそれぞれの職種が専門性を発揮しながら、患者さんの早期退院を目指し、チームで医療を提供しています。その中で、看護師とともに患者さんの療養環境や看護ケア等を行う看護補助者は、医療の質を保証する上で重要な役割を担っています。ここでは高齢者社会における医療体制の変化とチーム医療について解説するとともに、医師や看護師の働き方改革が必要とされている中で求められている看護補助者の役割とその倫理について、理解を深めていきます。

  • 2チーム医療の一員となるための役割と責任公開中

    チーム医療の一員となるための役割と責任

    医療の効率化と質確保のために、チーム医療という考え方が浸透してきています。高度で機能的な医療は、チームで対応することで、あらゆる場面に対応できる効果があります。ここではまず、看護サービスの側面から看護師の業務について学び、看護師の指示のもと、看護補助者が患者さんの日常生活支援を行うことを理解していきます。円滑なチーム医療を進めて行くには、お互いの役割を前提に患者さんのために自分が何をしたらいいのかを考え、協働していくことが重要です。チーム医療の一員となるための役割と責任について確認しましょう。

  • 3看護補助者の職業倫理公開中

    看護補助者の職業倫理

    看護補助者には免許により規定される倫理観はありませんが、看護師に準ずる倫理観でその業務にあたる必要があります。患者さんとコミュニケーションを取る中で、患者さんの状況を理解し、尊重し、心のこもった業務を行っていくことが、患者さんへのよい結果となって表れてきます。ここでは看護師の職業倫理を参考にしながら看護補助者としての職業倫理を考え、患者さんの心に触れながら看護ケアをサポートし、チームの一員として活躍できるように研鑽して行きましょう。