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CHAPTER3
生活環境に関わる業務
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CHAPTER3
生活環境に関わる業務
関西看護医療大学看護学部看護学科 教授
箕浦 洋子氏
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1病室環境の調整公開中
看護補助者の重要な生活環境に関わる業務として、病床や病床周辺の清掃・整頓、シーツ交換など、患者さんの療養環境を整え、回復を促進する大切な役割があります。この項目では温度・湿度、換気、採光、照明 臭気、騒音などに配慮した病室の環境整備について理解をした上で、清潔な場所の提供、安全な環境の確保、心地よい環境づくりの具体的な方法を学んで行きます。看護補助者の心遣いが、患者さんの回復に繋がっていきます。
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2入院病室の準備・退院後の病室整備公開中
入院病室の準備と退院後の病室準備について説明します。手術や検査などを控える患者さんに安全で最適な環境を用意し、不安な気持ちでいる患者さんを最高の状況で受け入れるための重要な業務です。また、感染防止や安全確保の点から、退院後の清掃は手順に則って丁寧な対応を行っていく必要があります。看護職員との連携を密にし、安全な環境を整えると同時に、スムーズな病床運営ができるように業務を進めましょう。
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3シーツ交換・ベッドメーキング公開中
シーツ交換、ベッドメーキングを行う目的は、清潔な療養生活の場の提供、感染対策や褥瘡の予防、快適な空間の確保です。特に患者さんの感染対策と同様に実施者自身の安全対策も重要ですので、事前の準備は大切です。臥床患者さんのシーツ交換など、患者さんの状態に応じて個別にやり方も変わってきます。清潔、安全、安楽な技術の提供や患者さんに合わせた環境影響因子をコントロールすることを意識し、患者さんへの快適空間の提供とサービスの向上を目指して日常の業務を丁寧に行いましょう。