■ 期間
2025年2月10日(火)~ 完全オンラインで開催
■ 研修プログラム
| 講義1 | 2026年度診療報酬改定の動向 – 2026年改定と「地域に不可欠な病院」となるための戦略 |
| 講義2 | 「重症度、医療・看護必要度」データによる機能評価の基盤と改定の方向性 – 看護の専門性をデータで証明 |
| 講義3 | データで実現する「公平な働き方」 – データに基づく適正人員配置-病棟間の効率的な資源配分 |
| 講義4 | 連携のボトルネックを解消する方法 – B項目データで実現するリハビリ・栄養管理・退院支援の「最速早期介入」(花束チャートの利用方法) |
| 講義5 | ケアの連続体、病床を止めない戦略 – 「重症度、医療・看護必要度」データを利用した地域連携方法 |
※都合によりプログラムを変更する場合があります。
講師
- 埼玉県立大学大学院 保健医療福祉学研究科・研究開発センター教授 / 筒井 孝子 氏
- 日本臨床看護マネジメント学会理事長 / 嶋森 好子 氏 ほか
受講料
- 会員:7,700円(税込)
- 一般:8,800円(税込)
共催
- 一般社団法人日本臨床看護マネジメント学会
- ヴェクソンインターナショナル株式会社
研修概要
「重症度、医療・看護必要度」は、患者の重症度とケアの必要量を客観的に示す、日本で唯一の貴重なデータです。 しかし、看護必要度は、日々の算定要件を満たすための記録として必要という認識に留まっている場合が多く、 データが持つ真の価値、すなわち「人員配置の適正化」や「働きやすい環境の実現」という成果には、十分に繋がっていないのが現場の課題です。
少子高齢化と医療従事者不足が深刻化する中、2026年度診療報酬改定は、病院が今後も地域で不可欠な存在であり続けるための「機能証明」を、データによって、さらに求めてくることが予想されます。特に、2026年度の診療報酬改定で示される内科系の負荷が高い重症患者への評価見直しや、医療DX推進を前提とした人員配置基準の議論など、皆様の働く環境と病院経営の根幹に関わる重要な変更が予想されます。
そこで本研修は、この2026年改定の動向を先取りし、看護師としての専門性を「データ戦略」へと進化させるための実践的なリスキリングプログラムを提供します。